犬猫を飼う高齢者の身体、心理、社会的特徴 【一般の方もセラピストも】
こんばんは!理学療法士ゆーやです。 本日の鹿児島は雨の中13000人弱が出場した、いぶすき菜の花マラソンがあり、うちの職場からも数名参加したみたいです。
皆さんお疲れ様でした^ ^
↑
祖母の家の愛犬・ミックと焼酎です。後ろの荷物は、、、ご了承ください。笑
ところで、皆さんも犬や猫を飼っておられますでしょうか?
とても可愛いですよね。
うちは祖母と伯母の家に1匹ずつ子犬がいます。暴れん坊です。笑
この犬や猫なのですが、飼って世話をすることで飼い主の健康面にも良い効果があるのはご存知でしょうか?
lifehacker様のサイトでも紹介されており、私自身とても勉強になりました。
URLは以下です。
ここでも少し紹介されていますが、私のような理学療法士にも関係のある内容がありました。
それは、犬・猫を飼う事で
「飼い主の運動量が増える点」
です!
これに関して、興味深い研究がここ日本でされていましたので、その論文の内容について少し紹介させていただきたいと思います。
国立研究開発法人国立環境研究所のTaniguchiら(英論文)が2018年に報告した研究です。
65歳以上の地域在住高齢者11233人を対象としている大規模なものです。
犬・猫を、、、
①今まで飼った事ない群=6377人(全体の56.8%)
②過去に飼っていた経験がある群=3311人(全体の29.5%)
③現在飼っている群=1545人(全体の13.8%)
に分けて、身体的、社会的、心理的な評価をして比較しています。
その結果、①の群と比較して②③の群は統計的に
◎運動能力が有意に高かった。
◎社会的な繋がり(隣人との関係など)が有意に良好であった。
◎主観的な幸福感が有意に高く、うつスコア(GDS)が有意に低い(うつでない)という結果であった。
という事が分かりました。
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以下は私の意見です。
やはり犬や猫をペットとして飼い、一緒に生活する事で飼い主の健康へ良い効果がありそうですね。
そういえば、私の祖母は83歳ですが、愛犬ミックとよく散歩をしており、四六時中触れ合っていて、
元気!!
これからも元気でいてください( ◠‿◠ )
皆様も動物好きな方で犬・猫を飼ってない方は検討してみては!また、すでに飼われている方はより一層大事にしてあげてください^ ^
それでは今回は以上です。
何かご意見等ありましたら、是非コメント頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きましてありがとうございました!!
参考文献:
Taniguchi Y, et al. Physical, social, and psychological characteristics of community-dwelling elderly Japanese dog and cat owners . PLOS ONE. 2018 Nov;89(1):1-11.